鏡に映った自分を見て、
ふと気になってしまう。
体重は昔と大きく変わらないのに、
なぜかお腹だけが出て見える。
スーツの腰まわりが窮屈になり、
階段では以前より息が切れる。
それでも仕事は待ってくれません。
部下や取引先の前では気を張り、
家に帰れば家族との時間がある。
自分の身体を整える時間など、
ほとんど残っていない。
40代・50代の男性から、
こうした悩みをよく伺います。
「もう年齢だから、
代謝が落ちたのだろう」
そう考える方も多いのですが、
年齢だけが原因とは限りません。
大規模な研究では、
身体の大きさなどを調整すると、
20歳から60歳までの消費量は
おおむね安定していたと
報告されています。
つまり、40代になった途端に
身体が燃えなくなるわけでは
ないということです。
詳しくは、
一日の消費量を調べた研究でも
確認できます。
管理職になって歩かなくなった。
会食や飲酒の回数が増えた。
運動する時間が減った。
こうした生活の変化が重なり、
以前より太りやすい毎日に
なっているケースが多いのです。
そこで食事を急に抜いたり、
毎日走ろうとしたりしても、
忙しい生活では長く続きません。
体重が一時的に減っても、
筋肉まで落ちてしまえば、
疲れやすく、戻りやすい身体に
近づいてしまいます。
よく聞く「代謝のスイッチ」とは、
サプリを飲んだ瞬間に
脂肪が燃え始めることではありません。
食事を少し整える。
筋トレで筋肉を守る。
日常の動きを増やす。
この三つがそろった状態を、
わかりやすく表した言葉です。
北浦和のパーソナルジム
EIDOS(エイドス)では、
仕事や会食をやめることなく、
続けられる方法を重視しています。
私はトレーナーとして10年以上、
500名を超える方の身体づくりを
サポートしてきました。
SSA PRO日本大会での優勝経験も
身体を考える土台になっていますが、
それ以上に大きいのが、
元会社員として働いていた経験です。
予定どおりに食べられない日も、
疲れて何もしたくない夜もある。
その現実を無視した計画では、
身体はなかなか変わりません。
ここからは、夏本番に向けて
無理なく実践できる三つの方法を
お伝えします。
黄金ステップ1|食事を抜かず、余分なものを減らす
ダイエットを始めるとき、
多くの方が最初に考えるのが
「食べる量を減らすこと」です。
昼食を抜いて会食に備える。
食べすぎた翌日は何も食べない。
たしかに、一時的には
摂取カロリーを抑えられます。
しかし、空腹が強くなりすぎて、
夜に食べすぎることも少なくありません。
仕事中に頭が回らなくなり、
甘いものへ手が伸びる方もいます。
まずは食事を丸ごと抜かず、
余分なものから少しずつ
減らしてみてください。
たとえば、
・甘い飲み物を水やお茶にする
・揚げ物を焼き魚や刺身に変える
・夜遅い日は、ご飯を少し減らす
・締めの麺を毎回の習慣にしない
これだけでも、
一日の摂取量は変わります。
最初の目安は、
一日200〜300kcalほどの調整です。
この程度であれば、
会食がある方でも続けやすく、
強い空腹にも悩まされにくくなります。
一方で、減らしすぎてほしくないのが、
肉・魚・卵・大豆製品などの
たんぱく質です。
筋肉を残しながら脂肪を落とすには、
毎食のたんぱく質が欠かせません。
難しい計算をする前に、
手のひら一枚分のおかずを
毎食入れるところから始めてみませんか?
EIDOSの食事サポートでも、
会食自体を禁止することは
ほとんどありません。
会食前の昼食を軽く整える。
締めを食べる回数だけ減らす。
翌朝は水分とたんぱく質を入れる。
一回の食事で判断するのではなく、
一週間で整えていく考え方です。
ダイエットは我慢比べではありません。
崩れたあとに戻す方法を持つことが、
忙しい男性ほど大切になります。
黄金ステップ2|筋トレで「残したい身体」を守る
40代男性が本当に望んでいるのは、
ただ体重を軽くすることでは
ないはずです。
お腹まわりはすっきりさせたい。
しかし、肩や胸まで薄くなって
頼りなく見えるのは避けたい。
スーツを着たときに、
自然と姿勢が整って見える身体を
目指したいのではないでしょうか。
そのために必要なのが筋トレです。
食事調整に筋力トレーニングを加えると、
筋肉を守りながら体脂肪を
減らしやすいことが、
複数研究の分析でも
示されています。
ただし、最初から限界まで
追い込む必要はありません。
久しぶりに運動する方なら、
脚・背中・胸などの大きな筋肉を
週1〜2回動かすことからで十分です。
立つ、しゃがむ、引く、押す。
こうした基本的な動きを、
姿勢や関節の状態に合わせて
少しずつ強くしていきます。
パーソナルトレーニングでは、
体重よりも先に変化を感じる方が
少なくありません。
「階段が前より楽になった」
「疲れても姿勢が崩れにくい」
「スーツの見え方が変わった」
こうした実感が出てくると、
身体づくりは苦しい義務ではなく、
自分を整える時間へ変わります。
筋トレは単なるカロリー消費ではなく、
ダイエット中に何を残すかを
決めるためのものです。
体重だけを落とすのではなく、
見た目と動きやすさも守る。
それが、40代からの
身体づくりには欠かせません。
黄金ステップ3|ジム以外の時間を味方につける
毎日一時間運動する。
正しいと分かっていても、
経営者や管理職の方にとっては
現実的ではないこともあります。
会議が長引く日もあれば、
急な会食が入る夜もあるからです。
そこで活用したいのが、
通勤や仕事中の小さな動きです。
・昼食後に10分だけ歩く
・一時間に一度は席を立つ
・近い階なら階段を使う
・電話中は立って話す
・休日は買い物や掃除で動く
こうした動きも、
身体にとっては立派な消費活動です。
最初から全部やろうとせず、
まずは二つだけ選んでください。
歩数を確認できる方なら、
現在より一日2,000歩増やすことを
目安にしてもよいでしょう。
昼食後と帰宅前に
10分ずつ歩くだけでも構いません。
運動着へ着替える必要がなく、
仕事の予定にも組み込みやすいため、
忙しい方ほど続けやすい方法です。
もちろん、毎日達成しなくても
問題はありません。
会食の日に歩けなければ、
翌日に少し長く歩けばよい。
出張で筋トレができない日は、
駅や空港で歩く時間を増やす。
一日単位で自分を責めず、
一週間で整えていくほうが
結果として長く続きます。
北浦和駅周辺で
パーソナルトレーニングジムを
探している方にも、
私はジム以外の時間を大切にしてほしいと
お伝えしています。
週に一度だけ頑張るよりも、
残りの六日を少しだけ動く。
この積み重ねが、
「燃える体」の土台になります。
まとめ
夏が近づくと、
早く結果を出したくなります。
食事を一気に減らしたり、
突然ハードな運動を始めたりする方も
少なくありません。
けれど、仕事も家庭もあるなかで、
完璧な生活を続けるのは困難です。
必要なのは、
自分を追い込むことではありません。
食事を抜かず、
余分なものを少し減らす。
筋トレで、
残したい筋肉を守る。
日常のなかで、
歩く時間を少し増やす。
この三つなら、
会食や残業で予定が崩れても、
何度でも立て直せます。
北浦和のパーソナルジム
EIDOSでは、体力や姿勢だけでなく、
仕事や生活リズムまで確認しながら、
続けられる方法を一緒に考えています。
40代・50代からでも、
身体はきちんと変えられます。
昨日できなかったことを、
引きずる必要はありません。
今日の昼食後に10分歩く。
次の食事に魚や肉を一品加える。
筋トレの日を予定に入れる。
まずは、この中から
一つだけ始めてみませんか?
代謝を変えるきっかけは、
特別なサプリではありません。
今日の小さな選択が、
夏の見た目だけでなく、
この先も動ける身体につながります。

