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  • ジム通いが続かなかった40代男性へ。再開前に整理したい3つのこと

    みなさんこんにちは。EIDOS代表トレーナーの西本耕亮です。

    「前にもジムに入ったんですが、結局続かなかったんですよね」

    申込みの画面を開いたまま、前にジムへ行かなくなった時期や、払い続けた会費を思い出す。もう一度始めたい気持ちはあっても、そこで手が止まる人はいます。

    一度続かなかったことは、ジムに向いていない証拠にはなりません。先に見るのは、いつ、どこで足が止まったか。気合いを入れ直す前に、前回の予定を開くところからです。

    もう一度始めるなら、通う日、ジムでやること、疲れた日や行けなかった日の扱いを決めます。申込みより先に、次の一回をいつ、どう始めるか。そこが見えれば動き出せます。

    目次

    1. 続かなかった理由を「意志」で終わらせない
    2. 再開前に決めたい3つのこと
    3. 疲れた日と行けなかった日まで決めておく
    4. 最後に

    1. 続かなかった理由を「意志」で終わらせない

    前にジムへ行かなくなった頃、何がありましたか。残業が増えた。会食が重なった。

    行っても何をするか分からず、足が重くなった。前の一週間をたどると、そんな場面が見えてくることがあります。

    仕事の約束は守っていたのに、運動だけ続かなかった。「自分は意志が弱いのかな」と考える人もいます。けれど、まず確かめるのは性格ではなく、予定の組み方です。

    帰る時間が読めないのに、毎回仕事帰りに寄る予定だった。その組み方には無理があります。予定に入らなかった一回を、意志の弱さで説明するのは違います。

    水曜の夜をジムの日にした。ところが会議が延びる週が続き、早く帰れた日は家の用事もある。ジムが駅から近くても、仕事と帰宅の間に時間がなければ行けません。

    最初から週三、四回を目標にしていた人もいるでしょう。元気な週には行けても、忙しい週には難しい。回数そのものが生活に合っていたかも見ます。

    週三回できる人と比べなくていいです。今の仕事で空けられる日がどこか、そこを先に探します。

    手帳やスマホには、行けなかった日の前後の予定が残っていることがあります。遅い会議が続いていたか。帰宅後に別の予定があったか。そこから分かることがあります。

    行けなかった日を数えても仕方ないです。次に見るのは「じゃあ、どこなら入る?」です。

    予定表では空いていたのに、夕方の電話が長引く。帰り道で買い物を頼まれる。空白の時間が、そのままジムの時間になるわけではありません。

    ジムへ行く服を持っていなかった。そんな細かいことも、前の一週間を思い出すと出てきます。

    仕事と運動の予定を並べて確認する手帳

    ジムに着いてから足が止まる日もあります。マシンはたくさんある。でも今日は何をするか決めていない。

    仕事で一日中考えた後、運動の内容までその場で決める。これも負担です。

    胸も腕もお腹もやろうとして、どれから始めるか分からなくなる。マシンの前でスマホを見ているうちに時間が過ぎる。

    運動が嫌いだと決めるには早い。毎回ジムで決めることが多すぎたのです。

    前に止まった理由は、この三つから見ます。

    • 時間が合わなかった
    • 行っても何をするか迷った
    • 一回休んだ後、戻る日を決めていなかった

    一つでも当てはまるなら、次はそこを変えます。同じ予定のまま会員証だけ作り直す。これでは、前と同じところで止まります。

    2. 再開前に決めたい3つのこと

    もう一度始めるなら、先に決めるのは三つです。

    立派な計画表は要りません。普段の一週間に本当に入るか、それを見ます。

    (1) 通う曜日と時間

    まず、比較的帰りやすい曜日を一つ。平日の夜が読めないなら、週末の午前でもいいです。「行けたら行く」だけでは、仕事が終わるたびに考えることになります。

    予定に入れるのは、ジムで動く三十分だけではありません。移動と着替えにも時間がかかります。予定表に空白があっても、職場を出てから家に帰るまでで考えると厳しい日があります。

    会議が十九時に終わるから間に合う、とは限りません。そこから移動して、着替えて、運動して、帰る。

    順に並べると「この日は違うな」と分かることもあります。バッグを持って出る日も、先に決めておくと楽です。

    国のガイドでは、成人の筋トレは週二〜三日が勧められています。でも、ここを見て「週一回しか無理なら意味がない」と考える必要はありません。

    再開前に見るのは、理想の回数より、今の生活で本当に空けられる日です。目的や体力によって必要な運動量は違います。週一回を万能な答えにも、ゼロと同じ扱いにもしません。

    (2) ジムでやること

    次は、最初の一回に何をするかです。脚を使う、押す、引く。

    そうした動きから、今の身体で無理なくできそうなものを選びます。全部のマシンを回らなくていいです。

    以前と同じ重さを、初日からいきなり扱う必要はありません。器具の使い方が曖昧なまま重くするより、スタッフに聞く。久しぶりの一回は、動きを確かめるところからです。

    初日は、使いたい器具を探すだけでも時間がかかります。予定した種目を全部終えられなくても、使い方が分かり、次も同じ内容で来られるなら、その一回には意味があります。

    翌日の仕事に強い疲れが残るなら、初回の量も見直します。

    基本的な筋力トレーニングの動きを確認する様子

    脚・押す・引くは、考えるための例です。運動歴や今の身体の状態で、選ぶ種目は変わります。

    ジムの入口で「さて、何からやろう」と毎回迷わないように、最初の内容を少し決めておく。これだけでも、その場で考えることは減ります。

    (3) 休む日の扱い

    元気な日に、疲れた日のことも決めておきます。少し疲れているなら短く動いて帰る。体調が悪い日や、いつもと違う痛みがある日は休む。

    ここは無理に予定を守らなくていいです。

    厚生労働省も、運動前の状態や当日の体調を確かめるよう勧めています。「行くか、もうやめるか」の二択にしなくて大丈夫。

    決めるときは、その日の身体を見る。予定表より、今日の体調が先です。

    3. 疲れた日と行けなかった日まで決めておく

    手帳にジムの日を書いて、予定を決めたつもりになることがあります。けれど2018年に民間ジム利用者877人を対象にした試験では、次の二週間に行く日時を決めただけでは、来館は増えませんでした。

    一方、2022年の計画づくりに関する研究のまとめでは、身体活動を後押しする結果も報告されています。対象もやり方も研究ごとに違います。代わりの日を一つ決めれば必ず続く、という証明ではありません。

    この試験では、仕事で予定が崩れた後の戻り方までは調べていません。ここから先は現場の話です。行けなかった後にいつ、どう戻るかも決めておきます。

    水曜の予定が会議でなくなったら、土曜の午前に移せるか見る。土曜も難しければ、二回分を別日に詰め込まなくていいです。次に予定を見直す日だけ、決めておきます。

    「今週はもう駄目だ」と手帳を閉じる。翌週も忙しいと、そのまま間が空きます。できなかった回数を数えるより、次に行ける日がどこかを見ます。

    そこにまた会食や残業が入ったら、その時に見直せばいい。絶対に守る予定を作るというより、間が空いたままにしないための決め方です。

    次に運動する日を手帳で確認する様子

    休んだ日の夜にスマホや手帳を開くなら、書くのは二つだけ。

    • 次にジムへ行けそうな日
    • その日に最初にやること

    これがあれば、次回ジムの入口で一から考えずに済みます。最初の数回は内容を大きく変えない方が、前回と比べやすいです。

    終わったら、やったことを一行だけ残す。次に行くとき、前回の重さや回数を見られます。

    二週続けて仕事帰りに行けなかったら、曜日を変える。毎回ジムで迷うなら、種目を少し絞る。同じところでまた止まったときに直すのは、性格ではなく予定か手順です。

    4. 最後に

    申込み画面を開いたまま、前回行かなくなった時期を思い出す。その経験があれば、同じ曜日に同じ通い方を戻す前に、一週間の予定を見直せます。

    仕事と家の予定を見ても、どこへ一回を入れるか迷うなら、EIDOSで一緒に考えます。前回どこで通えなくなったかも、相談の手がかりになります。

    前回止まった場所が分かれば、次は同じ組み方を繰り返さずに済みます。一度続かなかった経験は、「自分は続かない人間だ」という証拠にはなりません。